HASTELLOY®およびHAYNES® 合金のホームページ

主な特徴

耐高温腐食性

HAYNES® HR-160® (UNS N12160) 合金は、様々な形態の高温腐食に対して際立った耐性を
持った固溶強化型ニッケルーコバルトークロムーケイ素合金です。HR-160® 合金は、還元性および
酸化性の両方の雰囲気中において、優れた耐硫化性および耐塩酸性を持っています。また、こ
の合金は、酸化、高温腐食、浸炭、メタルダスティング、窒化、ならびにリン、バナジウムおよび
他の不純物によって形成されるような低融点化合物による腐食に対して並外れて良好な耐性
があります。 この合金は、低品位燃料の燃焼によって生じる高温腐食環境、あるいは硫黄、塩
素、フッ素、バナジウム、リン、およびその他の腐食性汚染物質を伴った化学原料の処理用途
に特に適しています。この合金は、2200℉(1204℃)までの温度に耐えることができます。

容易な加工

HAYNES® HR-160® 合金は、 優れた成形および溶接特性を有しています。部材全体が2050℉
(1121℃)に達するまで十分な時間この温度で保持できるのであれば、この合金は鍛造あるい
は熱間加工することができます。また、延性が良好であることから、HR-160®合金は容易に冷
間加工で成形できます。冷間あるいは熱間加工した部品は、特性の最適バランスを回復させる
ために、アニールして急冷する必要があります。HR-160®合金は、ガスタングステンアーク溶
接(TIG)、ガスメタルアーク溶接(MIG)、および抵抗溶接などの様々な方法で溶接することがで
きます。

熱処理

HR-160®合金は、指定がなければ、溶体化処理した状態で供給されます。この合金は、特性を
最適化するために 2050℉(1121℃)で溶体化処理して急冷します。加工および成形作業中に中
間アニーリングが必要な場合は、1950℉(1066℃)の低温で実施できます。

適合規格

HR-160® 合金の厚板、薄板、帯板、棒、鍛造材、チューブ、パイプ、および継手類は、ASME規
格のSB 366、 SB 435、SB 572、SB 619、SB 622、およびSB 626 ならびに ASTM規格のB 366、
B 435、B 572、B 619、B 622、およびB 626 で網羅されています。

ASME 圧力容器基準

HR-160®合金は、ASME Section VIII Division 1 の建造基準において、1500℉ (815℃)の温度ま
で網羅されています。Code Case 2385の建造基準においては、HR-160®合金は1800℉(982℃)
の温度まで網羅されています。溶接継手 におけるプレート(厚板)の板厚は、0.50 in (12.7 mm)
が上限です。

用途

HR-160 用途

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