HASTELLOY®およびHAYNES® 合金のホームページ

主な特徴

高強度および耐高温腐食性

HAYNES® 556® 合金 (UNS R30556) は、良好な耐酸化性、加工性、および優れた高温強度を備えた鉄 - ニッケル - クロム - コバルト合金で、高温での硫化、浸炭および塩素含有環境に対する効果的な耐性を兼ね備えています。この合金は、溶融塩化物塩および他の塩による腐食に耐性があり、溶融亜鉛からの腐食に対して耐性があることも判明しています。

容易な加工

HAYNES® 556® 合金は、優れた成形特性と溶接特性を備えています。この合金は、部材全体が2150℉(1177℃)に達するのに十分な時間この温度で保持されるのであれば、鍛造あるいは熱間加工することができます。556®合金は良好な延性を有しているため、冷間加工によっても容易に成形できます。最良の特性バランスを回復させるためには、すべての熱間または冷間加工した部品は、アニールして急冷しなければなりません。

この合金は、ガスタングステンアーク溶接 (GTAW)、ガスメタルアーク溶接 (GMAW)、シールドメタルアーク溶接 (被覆アーク溶接棒)、および抵抗溶接を含む様々な技法で溶接することができます。

熱処理

HAYNES® 556® 合金は、特に明記しない限り、溶体化熱処理した状態で提供されます。この合金は、特性を最適化するために、通常、2150℉(1177℃)で溶体化熱処理され、急冷または水冷されます。 溶体化熱処理温度よりも低い温度での熱処理は、第二相の析出を引き起こす可能性があります。

用途

HAYNES® 556® 合金は、中程度から重度の腐食環境において、高温での使用に非常に有用な特性を兼ね備えています。用途には、都市ごみや産業廃棄物焼却炉の配管および構造部材、鉱物処理用の回転式焼成炉およびキルン、ならびに低品位燃料を燃焼する産業用ガスタービンの非回転部品があります。

化学プロセス産業においては、556® 合金は回転式焼成装置、カーボン再生装置、および高硫黄石油原料を含むプロセスに使用されています。

冶金プロセス産業においては、556®合金は溶融亜鉛めっき備品、スピナーおよびバスケット、および高速炉のファンに広く使用されています。556® 合金は、ディーゼルエンジンの空気予熱器、コイルアニーリング炉の内側カバー、航空宇宙産業の様々な高温用途にも採用されています。

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