HASTELLOY®およびHAYNES® 合金のホームページ

主な特徴

HASTELLOY® S (UNS N06635) 合金は、ユニークな特性の組み合わせを持ったニッケル基耐熱合金です。この合金は優れた熱安定性、低熱膨張特性および2000℉(1093℃)までの優れた耐熱性を有しています。加えて、この合金は良好な高温および熱疲労強度を有しています。S合金は、800~1600℉(427~871℃)の温度で時効した後も強度および延性を保っています。

S合金は、長期間の曝露後も、部品が強度、延性、および冶金学的健全性を保持しなければならない厳しい周期的な加熱条件を含む用途向けに開発されました。この合金は、低熱膨張係数も重要なガスタービンエンジンのシールリングとして広く使用されています。

HATELLOY® S 合金は、厚板、薄板、帯板、ビレット、棒、ワイヤ、パイプ、およびチューブの形態で入手できます。

S合金の全ての鍛造形態は、指定されない限り、溶体化熱処理した状態で供給されます。標準的な熱処理は1950℉(1066℃)で行い、続いて空気または水素で冷却します。この合金は非常に安定しているので、冷却速度が遅い炉冷から急速な氷塩水冷まで変わっても、機械的特性には実質的に影響しません。

HASTELLOY® S合金は容易に鍛造することができ、延性が優れていることから冷間加工が可能です。この合金は、ガスタングステンアーク溶接(GTAW)、ガスメタルアーク溶接(GMAW)などの手動および自動溶接方法の両方で溶接することができます。鍛造は最終20%の断面減少までで、2100℉(1149℃)~1600℉(871℃)の温度で実施する必要があります。最終20%の断面減少は、約1900℉(1038℃)~1500℉(816℃)で行う必要があります。

Print Page
Top