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溶接後検査および補修

溶接部の意図する目的に対する適合性を判断するためには、健全な加工の実践と品質保証の一部として、ある程度の非破壊検査/検査(NDE/NDT)を実施しなければなりません。非規格適合加工の場合、NDEは目視または染色浸透探傷検査のような単純なものとなる場合がありま す。規格適合加工の場合は、特定の必須の検査が必要な場合があります。これらのNDEの方法は、溶接部の最終容認のみならず、マルチパス溶接中の中間検査の両方に対して考慮する必要があります。

NDEの方法は、炭素鋼およびステンレス鋼に使用される方法と同様です。高温割れなどの表面欠陥を明らかにするためには、染色浸透探傷検査が一般的に使用されます。放射線透過検査および超音波検査は表面下欠陥を検出するために使用することができ、溶接部の健全性を完全にチェックすることができます; しかしながら、結果の解釈が難しく、これらの方法は一般に隅肉溶接の検査にはあまり適していません。磁粉探傷検査は、非磁性であるNi/Co系合金に対しては有効なNDE方法ではありません。さらに詳しい情報が必要な場合は、加工業者が、Ni/Co基合金溶接のNDEに経験がある外部の研究機関に相談することを推奨します。

品質または機械的完全性に影響を及ぼすと考えられる溶接欠陥は、除去して補修する必要があります。除去技術には、研削、プラズマアークガウジング、およびアークエアガウジングが含まれます。先に溶接継手の準備のセクションで説明したように、アークエアガウジング中に溶接継手領域の炭素汚染が発生しないように厳重な注意を払わなければなりません。全ての好ましくない欠陥が除去されたことを保証するために、ブローホールは染色浸透探傷検査することを提案します。その後、補修するブローホールは、溶接補修の前に完全に清掃する必要があります。Ni/ Co基合金は溶接溶込み特性が低いため、溶接電極/ビードの操作を可能にするために、ブローホールは研削で十分に広げ、溶接溝には十分な側壁隙間を設けなければなりません。溶接ビードを自生溶接する、または欠陥上に追加の溶加材を溶着させることによって、割れおよび欠陥 を”ヒーリング”または”ウォッシュアウト”する技法は推奨されません。

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