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機械加工

下記の合金に適用できる推奨工具および機械加工パラメータ:
耐食合金
耐熱合金


これらのカテゴリ (25 および 188) のコバルト基合金は、(表に記載しているように)ニッケルおよび鉄基合金とは異なる送りおよび速度を必要とすることに注意してください。

作業 工具タイプ 工具形状
およびセットアップ
速度 送り 切込深さ 潤滑剤
- - - surface ft./min* in** in** -
難しい阻害を伴う粗加工; ターニング または フェーシング 超鋼: C-2または C-3 グレード すくい角が負の四角
または三角インサート, 45° SCEA 1, ノーズ半径:1/16 in
工具ホルダ
5°負のバックテーパ,
5° 負の横すくい角
30-50 0.004-0.008
1回転当たり
0.15 無潤滑2、 オイル3,
または
水性潤滑剤4,5
通常の粗加工;ターニング
または
フェーシング
上と同じ 上と同じ

 

90
(80 対コバルト合金)6
0.010
1回転当たり
<0.15 無潤滑、オイル、
または
水性潤滑剤
仕上げ;
ターニング
または
フェーシング
上と同じ

 

すくい角が正の四角
または三角インサート,
可能であれば,
45° SCEA1,
ノーズ半径:1/32 in
工具ホルダ:
5° 正のバックテーパ,
5° 正の横すくい角
95-110
(90 対コバルト合金)
0.005-0.007
1回転当たり
0.04 無潤滑ま
たは水性潤滑剤
粗中ぐり 上と同じ インサートタイプの中繰り棒
<の場合は、正の横すくい角
の標準工具で、可能な最大
の SCEA および ノーズ半
径が1/16の工具を使用す
ること。
ロウ付けしたツールバーの
場合は、バックテーパを0°
に研磨し、10°の正の横す
くい角、ノーズ半径が 1/32
in で、可能な最大の SCEA
の工具を使用すること。
70
(60 対コバルト合金)
0.005-0.008
1回転あたり
0.125 無潤滑、
オイル、または
水性潤滑剤
仕上げ中ぐり 上と同じ インサートタイプのバーに標
準の正の横すくい角の工具
を取付けて使用すること。仕
上げターニングに関しては
ロウ付けバーを研磨するこ
と。ただし、バックテーパは
0°が最良である。
95-110
(90 対コバルト合金)
0.002-0.004
1回転当たり
0.04 水性潤滑剤
高速度鋼
M-2, M-7、又は
M-40 シリーズ7
半径方向および軸方向すく
い角: 0°~ 10°正、コー
ナー角 45°、逃げ角10°
の工具を使用すること。
20-30
(20-25 対コ
バルト合金)
0.003-0.005
1刃当たり
- オイルまたは
水性潤滑剤
超鋼:
C-2 グレード
(限界性能)
正の軸方向および半径方
向すくい角、コーナー角
45°、逃げ角 10°の工具
を使用すること。
50-60
(35-40 対コ
バルト合金 )
0.005-0.008
1刃当たり
(0.005 1刃当たり
対コバルト合金)
- オイルまたは
水性潤滑剤
エンドミル 高速度鋼:
M-40 シリーズ
または T-15
可能であれば、4刃または
それ以上の刃数の剛性の
あるショートエンドミルを使
用すること。
20-25
(15-20 対コ
バルト合金 )
1刃当たりの送り:
直径:¼ 0.002
直径:½ 0.002
直径:¾ 0.003
直径:1 0.004
(対コバルト合金:
直径:¼ 0.001
直径:½ 0.0015
直径:¾ 0.002
直径:1 0.003)
- オイルまたは
水性潤滑剤
超鋼:
C-2 グレード
4またはそれ以上の刃数
で、可能であれば可変リー
ドのシャープコーナエンドミ
ルを使用すること。
50-60
(40-50 対コ
バルト合金 )
上と同じ - オイルまたは
水性潤滑剤
穴あけ 高速度鋼:
M-33、M-40
シリーズ、または
T-15
先端角が135°で ウェブ
が厚く、短いド
リルを使用すること;
ウェブ先端をシンニ
ングすることでスラス
トを低減でき、先端
の制御を助ける。
10-15
(7-10 対コバル
ト合金)
直径がr ¼ in ま
たはそれ以下
のドリルに対し
て は 200 rpm
が最大。
送り/回転:
直径:⅛ 0.001
直径:¼ 0.002
直径:½ 0.003
直径:¾ 0.005
直径:1 0.007
(対コバルト合金も同じ)
- オイルまたは水性
潤滑剤
可能であれば、冷
却剤供給ドリルを
使用すること。
超鋼:
C-2 グレード
推奨はできないが、深
さが大きくなければ、
尖ったドリルにより厳
密にセットアップがで
きるかも知れない。
スラストを減らすには
ウェブをシンニングす
ること:刃先角は135°
にすること。
ガンドリルを使用する
ことができる。
50
(40 対コバル
ト合金)
上と同じ - オイルまたは水性
冷却剤供給式の
尖った超鋼ドリル
が、経済的なセット
アップである場合
がある。
リーマ 高速度鋼:
M-33、M-40
シリーズ、または
T-15
コーナ角 45°、
ランド幅が狭く、逃げ
角10°のリーマを使
用すること。
10-15
(8 対コバルト
合金)
送り/回転:
直径:½ 0.003
直径:2 0.008
(対コバルト
合金も同じ)
- オイルまたは
水性潤滑剤
超鋼: C-2
または
C-3 グレード
尖ったリーマを推奨す
る; ソリッドリーマは非
常に良好なセッ
トアップが必要になる。
工具の形状は上と同
じ。
40
(20 対コバル
ト合金)
上と同じ - オイルまたは
水性潤滑剤
タップ 高速度鋼:
M-1、 M-7、
または M-10
2刃で、フック角が 0° ~
10°のスパイラルプラグ
タップを使用すること。
表面の窒化は耐摩耗性を
高めるが、欠け、あるいは
折損を起こすかも知れな
い。
可能であれば、工具寿命
を延ばすために、ねじの
60-65% にタップを立てるこ
と。
7
(対コバルト
合金も同じ)
- - できるだけ最良
のタップコンパウ
ンドを使用するこ
と; スルホン酸塩
化物油を基材と
するものを推奨
する。
超 鋼 :
推奨しない
- - - - -
放電加工 HAYNES® および HASTELLOY® 合金は、 従来の放電加工機(EDM) 、あるい
はワイヤカット放電加工機により、
容易に切断することができる。

一般的な注意事項:可能であれば、高圧冷却剤供給システムおよび工具を通す冷却剤供給システムを使     用してください。

* surface m/min への換算は、 0.305 を乗ずる。
** in から mm への換算は、25.4 を乗ずる。

1SCEA = 工具の横キ切れ刃角、またはリード角。

2無潤滑切削が推奨されている場合は、エアジェットを工具に直接あてることで、工具寿命を大幅に延ばすことができます。

3油冷却剤には、極圧添加剤を含んだ最高級品質のスルホン酸塩化物油を使用しなければなりません; 100°F (38°C)における年度は、50 ~125 SSU が標準です。

4水性冷却剤は、水と極圧添加剤を含む、最高品質の水溶性スルホン酸塩化物油またはケミカルエマルジョンのいずれかを 15:1 の割合で混合したものでなければなりません。

5水性冷却剤は、切削を中断した場合、超硬工具の欠けや急速な損傷を起こすことがあります。

6セットアップの厳密度に依存します。

7M-40 シリーズの高速度鋼には、本書記載時には M-41 ~ M-46 が含まれます; その他も順次追加されると思いますが、同様に適しているはずです。

下記の合金に適用できます:
耐摩耗・耐食合金

ULTIMET® 合金は、適切な工具およびパラメータが使用されれば、成功裏にターニング加工、穴あけ、およびミーリング加工することができます。 しかしながら、この合金は高い強度を有し、急速に加工硬化します。ULTIMET® 合金特有の加工ガイドラインは次のとおりです:

ターニング (ULTIMET® 合金)

超鋼 (高速度鋼ではない) 工具が推奨されます。表面速度: 60-70 surface ft./min (0.30-0.35 m/s).

送り速度: 0.005-0.010 in (0.13-0.25 mm).

粗加工時の切込深さ: 0.05-0.10 in (1.3-2.5 mm).

仕上げ加工時の切込深さ: 0.010-0.015 in (0.25-0.38 mm).

穴あけ (ULTIMET® 合金)

超鋼刃付けまたは高速度鋼ドリルが推奨されます。

表面速度: 30-35 surface ft./min (0.15-0.18 m/s) 対超鋼刃付けドリル: 8-10 surface ft/min (0.04-0.05 m/s) 対高速度鋼ドリル

送り速度: 0.004 in (0.1 mm) /回転 直径 0.25 in (6.4 mm) およびそれ以上に対し刃先角度:135°

ミーリング (ULTIMET® 合金)

超鋼 (高速度鋼ではない) エンドミルが推奨されます。表面速度: 25-30 surface ft/min (0.13-0.15 m/s)

1刃当たりの送り: 0.002 in (0.05 mm) 0.75 in (19 mm) 以下のカッター直径に対し

: 0.003 in (0.08 mm) 0.75 in (19 mm)を超えるカッター直径に対し

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